煙も味も変えられる!?ドリップチップの使い分けで新しいVAPE体験を!

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煙も味も変えられる!?ドリップチップの使い分けで新しいVAPE体験を!

ドリップチップはVAPEのパーツの中では比較的リーズナブルなので手軽に入手でき、カスタマイズに挑戦しやすいです。 とはいえ、口に直接触れる部分なので、ドリップチップの素材や形は触感に大きく影響を与えます。また、ドリップチップ次第でリキッドの味わいや煙の量も変化するのです。 今回はドリップチップに関する基礎知識をテーマとして、選び方やおすすめのドリップチップ商品を紹介します。

1.ドリップチップとは

最初に、VAPEとはどのような構造になっているかをおさらいしてみましょう。そのうえでドリップチップの基礎知識についてくわしく解説します。

1-1.VAPEの基本構造

ドリップチップがVAPEのどの部分を構成するパーツなのか、VAPEの基本構造とともに確認してみましょう。

VAPEの主なパーツはMODとアトマイザーの2つです。MODは電力を発生させる部分であり、VAPEにおいてエンジンのような働きをするパーツといえます。また、アトマイザーは煙を発生させるために重要な働きをする部分です。アトマイザーはさらに、リキッドを入れるタンク、リキッドに熱を伝えるコイル、エアフロ―を調整するパーツであるエアホール(空気穴)から構成されています。

そして、VAPEの吸い口に該当するトップパーツがドリップチップで、アトマイザーと組み合わせて使用するものです。VAPEを構成するパーツの中で、ドリップチップだけが直接、口に触れる部分です。口内や唇は敏感な粘膜であるため、ドリップチップの素材や形による微妙な触感の違いもはっきりと感じやすいのです。それだけに。どのような素材と形状が良いとするかについては、人によって好みが分かれます。

1-2.ドリップチップの基礎知識

ここでは、VAPEのドリップチップにどのような素材や形状、規格があるのかについて、さらにくわしくみていきましょう。

1-2-1.素材とそれぞれの特徴は?

ドリップチップはさまざまな素材から作られており、素材ごとにメリットとデメリットがあります。また、素材の原価や加工の難易度によって価格はピンキリです。安価なドリップチップは数百円から見つかりますが、最高級なドリップチップとなれば数万円もします。

ドリップチップの最もポピュラーな素材はステンレスで、加工しやすく衛生的に使いやすいことやリーズナブルなことがメリットです。また、デュポン社が登録商標を持っている特殊プラスチックであるデルリンで作られたドリップチップも多くあります。デルリンは耐熱性が高いことから食品工業に使用しても安全とされている物質であり、アトマイザーに初めから付属しているドリップチップの多くはデルリンから作られています。他にデュポン社が登録商標を持っている素材としてはテフロンもあり、フライパンの表面加工に用いてこびりつきを防止することで知られています。テフロンはVAPEのドリップチップにも素材として使われることがあり、なめらかな口当たりが特徴です。

また、SABIC社が商標を獲得しているウルテム(ポリエーテルイミド樹脂)は耐熱性や対薬品性、耐水性に優れているだけでなく、燃えにくい性質も持っています。商品にもよりますが、数千円するウルテム性ドリップチップもあるのです。それから、ハンドメイドアクセサリーにも使用されるレジン(合成樹脂)はカラフルなマーブル模様をバラエティー豊かに出せることが特徴です。

その他の素材としては、ガラスからもドリップチップは作られます。ガラス製ドリップチップといっても普通のガラスチューブに留まらず、中には工芸品のように芸術的なデザインのものもあるのです。ガラス製のドリップチップは熱くなりやすかったり水滴がつきやすかったりするという弱点も持っています。

また、珍しいところではクリスタルやアベンチュリン、トルコ石といった天然石や半貴石から作られているドリップチップもあります。トルコ石製といっても樹脂加工を施したものや別の石に着色したものなども少なからずあり、そういった素材のドリップチップは1000~2000円前後とそれほど高価ではありません。それに対し、天然トルコ石や価値の高い天然貴石を使用したドリップチップならそれなりの値段になるでしょう。そういったドリップチップは実用性に加えて美術工芸品としても愛好できるため、コレクションとしての価値も高くなります。

それから、ステンレスと樹脂を組み合わせるなど複数の素材を使用して作られているドリップチップもあります。加工しやすいステンレスによって自由に成形できることに加えて樹脂の性質により煙が熱くなりにくいなど、それぞれの素材の良さを活用しています。

1-2-2.吸い方に合う形がある

ドリップチップの形状を特徴づける要素の一つが内径のサイズです。VAPEの吸引スタイルによって、それぞれに適した内径と形状があります。爆煙を楽しみたい場合は唇のほうに向かって内径が広くなっている形状のドリップチップを使用したほうが、大量の煙を吸い込みやすいです。それに対し、リキッドの味をしっかりと感じたい場合は、唇に向かって内径が細くなっているドリップチップが向いています。特に、内径がなめらかに狭くなっているタイプのドリップチップは煙と味をさらにスムーズに圧縮でき、濃厚な味を楽しめるのです。そういった複雑な形状のドリップチップを製造するにあたっては精度の高い作業が必要となるため、高価なものがほとんどです。

他には、内径に変化をつけていない筒状のドリップチップもあれば、見た目だけが筒状で内部がくびれているアーチ状のものもあります。また、先端だけカーブしたものやストローのように曲げられるものまで、その形状は様々です。ドリップチップは吸い心地を左右するだけでなくファッションアイテムとしてVAPEをドレスアップする要素でもあります。ですから、本体やアトマイザーとのコーディネートも考えに入れて、VAPEを引き立てる色や形のドリップチップを選ぶと良いでしょう。

1-2-3.素材と長さの相性も重要

ドリップチップの長さは5~60mm程度まであり、バラエティーに富んでいます。素材の性質にもよりますが、ある程度の長さがあるほうが口にくわえやすく、楽に吸うことができます。特にハンドフリーでくわえタバコのスタイルで楽しみたい場合は、口だけでホールドするためにそれなりの長さが必要です。長めのドリップチップを使用すると煙の熱が適度に冷めて吸いやすくなり、スピッドバック(リキッドの跳ね返り)も口まで届きにくいことがメリットです。

逆に、ドリップチップが短いと煙を熱く感じやすいため、ガラスなど熱くなりやすい素材で作られたドリップチップの場合は注意したほうが良いでしょう。また、スピッドバックも起こりやすいので、それを防ぐ構造になっているかどうかも要チェックです。それから、ドリップチップの中には分割構造のものもあり、パーツを組み合わせて長さを調整できるものもあります。

1-2-4.主な規格は510と810

ドリップチップの規格は大きく分けて510規格・810規格の2種類があり、加えて、機種ごとに専用の規格もあります。最も互換性が高い510規格の外径は7.9mm程度で、一般的な多くのアトマイザーに使用できます。810規格はハーフインチ(接続部位径が1/2インチ=12.7mm)、あるいは、ワイドボアとも呼ばれ、510規格と比べると一回り大きくなります。内径が太い分、爆煙など大量の煙を吸い込みやすいのが特徴です。大は小を兼ねるといいますが、専用の変換アダプターを使用すれば、810規格のアトマイザーで510規格のドリップチップを使うこともできます。

2.VAPEドリップチップのメンテナンス方法

ドリップチップは口に触れるものなので、衛生的な状態に保つためのメンテナンスが不可欠です。特に、リキッドの主成分であるVG(ベジタブルグリセリン)は菌が繁殖しやすい性質を持っているため、週に1度程度は洗浄するほうが良いでしょう。また、唇の油分などもドリップチップに付着しやすいです。

ドリップチップを洗浄するときはスポンジや綿棒などを使って中性洗剤で傷をつけないようにやさしく洗うようにします。ドリップチップに傷をつけてしまうと、くわえたときにざらつきなど違和感が出る原因となるため注意しましょう。あるいは、超音波洗浄器を持っている場合、アトマイザーを洗浄するときにドリップチップも一緒に浸けておけば汚れを落とすのも簡単です。

3.VAPEの楽しみ方別ドリップチップの選び方

ドリップチップを変えると煙の量やリキッドの味わいにも変化が出て、さまざまな楽しみ方ができます。ここでは、楽しみ方のタイプ別にドリップチップの選び方を紹介します。

3-1.モクモクの爆煙を楽しみたい人

周りが真っ白になるほど大量の煙を出す爆煙はVAPEならではの楽しみ方です。爆煙に憧れてVAPEを始めてみようと思った人も多いのではないでしょうか。爆煙が目的の場合は煙の温度が高すぎると吸いにくいため、アトマイザーで発生させた蒸気の冷却効果が高い構造のドリップチップが適しています。また、大量の空気をスムーズに取り込めるように、筒形で内径が広いタイプが良いでしょう。一般的な510規格でも問題なく爆煙を楽しめますが、さらに大量の爆煙を求める人には内径が太い810規格がおすすめです。

また、爆煙に適したドリップチップの素材選びにもコツがあります。爆煙向けのコイルは発熱量も大きく蒸気も熱くなりやすいため、金属よりも熱伝導の低い素材で作られたドリップチップのほうが安全に使用できるのです。スタビライズドウッドやレジン、デルリンやウルテムなど、合成樹脂やプラスチックの素材でできたドリップチップを選ぶと良いでしょう。

3-2.リキッドの味を楽しみたい人

蒸気の量を絞って吸引するほうがリキッドの味を感じやすいため、味を楽しみたい場合は内径と蒸気の出口が両方とも細いドリップチップが適しているといわれています。特に、ドリップチップの内径が唇に向かって細くなっているものは蒸気が濃縮されて口内に入るため、リキッドの味を満喫できるのです。

注意事項としては、エアホールの開閉によってエアフロ―を調整できないタイプのアトマイザーに細すぎるドリップチップを使うと味が出なくなるケースがあります。味を重視した吸い方を目的とする人はもともとエアフロ―を絞り込んだセッティングをしているため、ドリップチップでさらに吸い込める空気の量を減らし過ぎるのが原因です。一般的には内径3mm程度が適度に味を濃縮できるサイズとされており、それ以上に内径が細いと吸いにくくなってしまいます。

味わい重視で吸う場合はコイルの温度もそれほど高くならないため、ドリップチップの断熱性については特に気にしなくても良いでしょう。見た目や触感を優先して好きな素材のドリップチップを選んでもほとんどの場合は問題ありません。

3-3.スピットバックを避けるには

スピットバックとは蒸発しきれなかったリキッドが口の中に跳ね返ってくることです。加熱されたリキッドがコイルからパチパチと跳ねてきて唇に触れたり口内にしぶきとして飛び込んでくるため、熱く感じたり口が痛くなったりすることがあります。スピッドバックを防止するにはいくつかの方法があります。たとえば、リキッドの過剰供給に注意する、コイルの加熱が不十分な段階で吸引しない、パフボタンを押したら発生した蒸気をしっかり吸い切るといった対策です。こういったコツはVAPEの使い方に慣れるまでは少し難しいかもしれません。そこで、初心者にも実行しやすいもう1つの対策が、スピッドバックが起こりにくいドリップチップを選ぶことです。

まず、コイルから口までの距離が長いほど跳ね返ったリキッドが口に入りにくいため、長めのドリップチップを選ぶという方法があります。さらに、ドリップチップの内部構造によってスピットバックを防止できるように、VAPEメーカー各社はそれぞれ工夫をこらしているのです。内部構造の種類にはスパイラル構造やバルカンホール構造、ハニカム構造などがあります。スパイラルとはらせんのことで、コイルからリキッドが跳ねても口に入りにくいです。バルカンホールとはフィルターに複数の穴が開いた構造。ハニカムとはハチの巣の輪切りにしたような多孔材を2枚の板の間に挟んだもので、いずれもリキッドの跳ね返りを食い止めてくれます。

4.VAPEおすすめのドリップチップ5選

ここでは、人気の高いドリップチップを5つ取り上げ、それぞれの特徴を紹介します。

4-1.MONO VAPE マウスピースmv009

MONO VAPE マウスピースmv009は内部がバルカンホール構造になっており、スピッドバック抑制を目的として設計されたドリップチップです。510規格のステンレス製で、オリジナリティーを感じさせる質感や紙巻きタバコに近い喫煙感覚が提供されています。また、人間工学に基づいて握りやすく設計された曲線のフォルムはデザイン性も高く魅力的です。サイズは長さ24mm×外径約9.4mm(最細部約8.4mm)、内径が約7.0mmとなっています。

4-2.MONO VAPE マウスピースmv012

MONO VAPE マウスピースmv012はテフロン素材(フッ素樹脂)製で、独特の触感を与える質感が特徴のドリップチップです。また、熱伝導率の低い素材のため、蒸気の熱さを気にせずに気持ち良く吸引できます。また、アーチ型のフォルムによってスピッドバックを防止しつつ、絶妙の長さによってリキッドの濃厚な味わいを発生させるのです。510規格に対応しており、サイズは長さ約34.5mm×外径約11mm、内径は約4mmで、くわえたときの最細部は約8mmとなっています。

4-3.SAROME VAPE-1

SAROME VAPE-1はボタン1つで手軽に操作できるペンタイプのVAPEで、サイズは133mm ×14mm×14mmとコンパクトなため携帯にも便利です。スピッドバックを防止するために開発された製品で、プルームテックのたばこカプセルにも装着できます。リキッドをアトマイザーの上部から注入するトップフィル方式のため、初心者にも扱いやすいでしょう。タンクはひび割れしにくいパイレックスガラス、本体はステンレス製です。SAROME VAPE-1のドリップチップ内径は8.5mmとやや細めであり、最大出力は10Wなので、爆煙よりもリキッドの味わいを楽しみたい人に向いています。30分で充電が完了し、紙巻きタバコにして約60分本の吸引が可能です。

4-4.eGo AIO

Joyetech社から出ているeGo AIOは片手に収まるコンパクトサイズで持ち歩きにも便利なペン型VAPEです。Joyetech eGo AIOの純正ドリップチップであるJoyetech eGo AIO スパイラルマウスピースはスパイラル状にねじれた内部構造がスピッドバックを最小限に抑えるように設計がされています。一般的なドリップチップの規格である510スレッドのため、eGo AIO以外にも多くのアトマイザーに使用が可能です。樹脂製のため蒸気の熱を感じにくくショートタイプであることから、どちらかといえば爆煙を楽しみたい人におすすめです。カラーは透明・黒・グレイ・ホワイトの4色が展開されており、アトマイザーに合わせて選ぶことができます。

4-5.Aspire Nautilus2

VAPEアトマイザーであるAspire Nautilus2の純正ドリップチップは装着時のサイズが12mmとショートタイプのMTL用ドリップチップです。一般的なアトマイザーの接合規格である510スレッドで他の多くのアトマイザーにも使用できるため、ショートタイプのMTL用ドリップチップを探している人におすすめできます。

MTLというのはVAPEの吸い方の一種で、「マウス・トゥー・ラング(Mouth To Lung)」の略です。MTLは紙巻きタバコを吸うときのように、蒸気を一度口の中に溜めてから肺まで吸い込む吸い方のため、リキッドの味わいを満喫できます。Aspire Nautilus2純正ドリップチップは内径が3.5mmとかなり細く、濃縮された味を楽しめます。

Aspire Nautilus2の純正ドリップチップのカラーバリエーションはブラックとシルバーです。素材はブラックがデルリン、シルバーがステンレスとなっています。750円程度と比較的リーズナブルに買えるにもかかわらずフィット感に優れて快適に吸える他、リキッドのおいしさもよく出るため、人気が高いドリップチップです。

5.急増中!?たばこカプセル+VAPEドリップチップ

コンビニエンスストアなどでも手軽に買える加熱式タバコとしてプルームテックがあります。プルームテック用のたばこカプセルにドリップチップを組み合わせて使用する人が増えているのです。ここでは、そのメリットや注意点を紹介します。

5-1.理由で納得!メリットとは?

日本国内の店舗で販売しているVAPEリキッドにはニコチンが含まれていません。薬事法により、ニコチン入りリキッドの製造や販売が厳しく制限されているためです。それに対してプルームテックはたばこ製品として認可されており、たばこカプセルにはたばこ葉が使用されています。そこで、日本では入手しにくいニコチン入りリキッドの代用品として、簡単に購入できるたばこカプセルを使用する人が出てきたわけです。

5-2.VAPEでニコチンを楽しみたいなら

たばこカプセルをニコチン入りリキッドの代わりに使用したい場合は、「プルームテックたばこカプセル対応品」と表示されたドリップチップを選ぶ必要があります。インターネットショップなどで簡単に購入が可能です。ただし、高温になるとたばこカプセルの外装が溶けてしまうため、抵抗値が1Ω以上で高温にならない仕様のコイルを使えるアトマイザーでのみ、このやり方ができます。つまり、たばこカプセルをニコチン入りリキッドの代用品とする場合、爆煙を楽しむのは難しいということです。

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