「ニコチンリキッドって、混ぜても大丈夫なの？」「開封してからどのくらいもつの？」「リキッドの入れ方がイマイチわからない！」など、紙タバコとは扱いが全く違う電子タバコのリキッド。使い方、賞味期限、注意点など、気になるリキッドの取り扱いをご説明します。

リキッドの賞味期限

リキッドに明確な賞味期限はありませんが、開封後にはなるべく早く消費しましょう。 例外としてリキッドを空気に触れさせ、熟成させる「スティープ」という作業があります。 リキッドにもよりますが、スティープをすることによって味の角が取れ、まろやかになったり、雑味がなくなるなどの変化が期待されます。 ただ、購入時・開封直後の鮮度や味を維持するためには3ヶ月～6ヶ月の間で使用、長くても1年以内での消費を目安としましょう。

リキッドの入れ方

リキッドの入れ方・補充方法は使用する機器(VAPE本体・アトマイザー)によって異なります。 難しい作業や特別な作業をするわけではないので、商品に付属する説明書の図解に目を通せばリキッドの補充は誰でも可能です。 また流通数が多い機器(VAPE本体・アトマイザー)は、YouTubeで商品名を検索すればメーカーやショップ、レビュワーが使用方法を説明しています。 それでも見つからない場合や使用方法がわからない際は、購入先へ直接問い合わせるか、可能な方は実店舗のVAPE専門店に足を運ぶのもおすすめです。

リキッドの補充・入れ替えの注意点

使用する機器(VAPE本体・アトマイザー)にもよりますが、リキッドの補充・入れ替えの際に気を付けなければならないことがあります。 ・リキッドは満タンまで補充しないこと！ リキッドを満タンまで入れるとリキッド漏れの可能性が高くなります。だいたい7割程度までが目安です。 またタンク容量にもよりますが、大体一日では吸いきれず、タンク内に残ってしまいます。 次の日も新鮮なリキッドを吸うために、一日で消費できる量を考えながら補充や入れ替えを行いましょう。 ・補充してから15～25分は我慢！ コイルユニットの中にはコットンが巻かれています。 このコットンにリキッドが染み込み、加熱され、リキッドが蒸発し蒸気を吸引できる状態になります。 もし、コットンが十分にリキッドを保持していない状態で吸引した(加熱した)場合、乾燥しているコットンに「熱」を加えるということです。これはただコットンを燃やしているだけなので当然焦げ臭くなったり、コイルユニットの寿命が短くなったりします。 安心・安全に使うためにも、2点目の注意点は気を付けてください。

ニコチンリキッドを混ぜても平気？

リキッドの基本的な成分はPG(プロピレングリコール)とVG(ベジタブルグリセリン)と香料です。 PG・VGの割合や香料の種類によってリキッドの味が変わります。 またノンニコチンリキッドにニコチンを混ぜた場合、ニコチン成分が加わるだけで、基本成分は変わらずに使用できます。ノンニコチンリキッドにニコチンを足して、自分なりのリキッドの組み合わせや配合を見つけて楽しんでいるユーザーも少なくありません。 メンソールが好きな方は、基本的にどのリキッドにメンソールを混ぜても問題ありません。 ニコチンリキッドやメンソールの添加量、組み合わせるリキッドはお好みで探してみてください。 自分なりのリキッドレシピを探すのもVAPEの楽しみ方の一つです。

ニコチンとノンニコチンリキッドのオススメの組み合わせ

■bi-soリキッドとの相性　★★★★

メンソールが好きな方は、基本的にどのリキッドに混ぜても問題ありません。
配合や、どのリキッドに混ぜ合わせるかはお好みで探してみてください。
※日本で売られているオススメの商品を掲載しております。

■KAMIKAZEリキッドとの相性　★★★★★

こちらも有名な国内リキッドメーカー。多くの種類のリキッドを手掛けているため、さっぱり系やフルーツ系リキッドも多く自分に合った配合を見つけられそう。

■chillリキッドとの相性　★★★

アメリカ・カナダを中心に展開する有名なリキッドブランド。
ジュースをイメージしたリキッドにリバティフライツのメンソールを混ぜるとすっきりとした味わいに。

■管理人おすすめ　★★★★★

フルーツリキッドにノンニコチンメンソール
リバティフライツのフルーツは種類が豊富でどれもおいしいです。そこに市販のノンニコチンメンソールを入れるのがおすすめ。フルーツの甘さ+メンソールがすっきりしていつまでも吸える味に！

おいしくないリキッドの組み合わせ

コーヒーやスイーツ系は、メンソール系のニコチンリキッドとの相性がよくないので、混ぜて吸おうとしている方はお気を付けください。
また強い香りのものと混ぜると、どちらかの風味が消される場合がありますのでご注意ください。

そのほかに、ノンフレーバーニコチン入りリキッドというものもあります。
こちらは、ニコチン量を微調整したい方、ノンニコチンリキッドをニコチンリキッドにしたい方にお勧めです。

ニコチンショットとしての使い方を説明します。
ニコチンショットとは、ノンニコチンリキッドに入れて、ニコチン入りリキッドを作る方法です。

①60mlのノンニコチンリキッドを10ml分別の容器に移します。
　(通常のように、10mlを吸って使用しても構いません。10ml減らします。)
②残りの容量が50mlになった時点で、本製品10mlを入れて60mlにします。
③お手持ちのノンニコチンリキッドがニコチン量3mg(0.3%)程度のニコチンリキッドになります。

30mlのノンニコチンリキッドに混ぜる場合は
ノンニコチンリキッド25mlに本製品5ml混ぜると3mg(0.3%)程度のニコチンリキッドとなります。