クリアな味を楽しもう!VAPEのメンテナンスとアトマイザーの洗浄方法

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クリアな味を楽しもう!VAPEのメンテナンスとアトマイザーの洗浄方法

加熱式タバコよりも安全性の高い器具としてVAPEが注目を集めています。VAPEは精密な電子機器であり、せっかく手に入れたVAPEを長く楽しむにはしっかりとメンテナンスを行うことが重要だといえるでしょう。今回は、アトマイザーの洗浄方法を中心に、VAPEのメンテナンスについて基礎知識やその必要性に関する情報を交えながら解説していきます。

1.知っておきたいVAPEの構造

大きく分けると、VAPEはMODとアトマイザー、そしてドリップチップという3つのパーツから構成されています。MODとは電流を発生させるためのバッテリーユニットのことで、VAPEのエンジンともいえるパーツです。 基本的に、MODにはテクニカルMODとメカニカルMODという2つの種類があります。安全装置や電圧調節機能などが搭載されており、初心者でも比較的扱いやすいのがテクニカルMODです。一方、メカニカルMODの場合はアトマイザーに電気を送る機能しか付いていません。抵抗値の計算などを間違えると事故が起こる可能性もあるので、初心者はなるべくテクニカルMODを使うようにしましょう。 アトマイザーとは蒸気を発生させるための加熱ユニットのことで、タンクとコイル、エアホールといったパーツから構成されています。リキッドをためておくためのパーツがタンクで、リキッドの残量がすぐにわかるように透明な材質で作られているのが特徴です。なお、メンソール系やシトラス系のリキッドにはプラスチックなどを侵食して劣化させる性質があるので、パイレックスガラスなどのものを使う必要があります。 コイルは蒸気の量や味を決定づける重要なパーツです。コイルの内部にはウィックと呼ばれる綿が取り付けられており、タンクから供給されるリキッドをウィックに染み込ませたうえでコイルに通電し、そのリキッドを気化させるという仕組みになっています。コイルに使用されている電熱線の種類や巻き数、抵抗値などによってフレーバーの香りの強さや蒸気の量が変わります。使用するリキッドや本体と相性の良いコイルを探すこともVAPEの楽しみの一つだといえるでしょう。ちなみに、VAPE上級者の中にはコイルを手作りしてリキッドの味をさらに追求している人もいます。 エアホールはアトマイザー内部に空気を取り入れて蒸気の濃淡を調節するためのパーツです。多量の蒸気を発生させるためには多くの空気が必要となるため、爆煙系のアトマイザーは複数の大きなエアホールを備えているものが多いです。反対に、リキッドの味をしっかりと味わいたいという人はエアホールが小さく絞れるものを選ぶとよいでしょう。ドリップチップはVAPEの吸い口にあたるパーツです。穴の大きさや長さ、材質にはさまざまなバリエーションがあり、それによって蒸気の吸い心地や使い勝手が変わってきます。金属製のドリップチップが定番とされていますが、熱伝導性の低さや手入れの容易さを考慮して樹脂製のものを愛用する人も多くいます。

2.メンテナンスの基礎知識

加熱式タバコの場合、選べるモデルの種類が最初からある程度限定されています。一方、VAPEは多くのパーツが組み合わさってできているだけに、カスタマイズによって自分だけのVAPEを作れる自由度の高さが特徴となっています。カスタマイズして作ったお気に入りのVAPEを長く使うためには、事前にメンテナンスの基礎知識を身に付けておくことが大切です。ここからは、各パーツのメンテナンスの基礎知識についてみていきましょう。

2-1.MODのお手入れについて

MODにはボックス型やペン型などのいくつかの種類がありますが、ここでは一番お手入れが必要とされているウッド素材のボックス型MODについて説明していきます。普段のお手入れとしては、ネル素材のクロスや楽器用のクロスなど、柔らかい布でから拭きすれば十分ですが、加えて定期的にワックスをかけるとよいでしょう。ワックスがけの際はまず、液晶画面や金属の部分などにマスキングテープを張って保護しておきます。 次に、マイクロメッシュなどの布ヤスリで表面を削り、きれいに整えておきます。サンドペーパーなどで磨く場合は番号の小さい目の粗いものから目の細かいものに変えながら段階的に磨いていきましょう。なお、表面を削りすぎないようにするために、この工程は半年に1回程度行うのが適当です。表面を整えたら、ミネラルオイルなどのオイルを塗ってツヤを出したうえで蜜ろうなどのワックスを塗り、目の細かいクロスで磨き上げます。乾燥するまで1日ほど放置しておけばお手入れは完了です。

2-2.アトマイザーのお手入れについて

アトマイザーはいくつかの細かなパーツに分かれており、それぞれのパーツごとにメンテナンスを行う必要があります。ここでは、主要なパーツの一つであるコイルの交換時期や、リキッド漏れ対策など、快適にVAPEを楽しむためのお手入れ方法について解説していきます。

2-2-1.コイルの交換時期

コイルはリキッドに並ぶ消耗品であり、定期的に交換しなくてはならないパーツです。VAPEを利用する頻度や使っているリキッドの粘度などにもよりますが、交換時期の目安は使い始めてから2週間~1カ月程度です。コイルが劣化してくると、発生する蒸気の様子に兆候が現れます。味に苦みが出てきた、煙が少なくなってきた、リキッドの気化が遅くなってきた、などの変化がみられたらコイルを交換するようにしましょう。 コイルを交換せずに使い続けると、そもそも蒸気が出なくなるのでいずれは吸えなくなります。また、コイルが焦げることで蒸気に苦味が混じり、リキッドの本来の味が感じられなくなります。そして、焦げた成分が混ざった蒸気を吸うことになるので体への悪影響が懸念されるということも定期的にコイルを交換するべき理由の一つです。ちなみに、リキッドの粘度が高くなるほどコイルの消耗は激しくなります。これはコイルへのリキッドの供給が遅れることで空だき状態が発生してウィックが焦げやすくなるためです。VAPEで爆煙を楽しみたい人は粘度の高いリキッドを使うことになるので、コイルの焦げ付きには十分注意しましょう。

2-2-2.リキッド結露時の対策

VAPEで起こりがちなトラブルとして、吸ったときにジュルジュルと音がしたり、液漏れが発生したりすることがあります。このトラブルの主な原因はリキッドの結露で、気化したリキッドがアトマイザー内部にとどまって液体に戻ってしまうことで起こります。リキッドが結露したときの対策としては、まずアトマイザーをMODから外し、吸い口から数回息を吹きこんでリキッドを排出する方法が効果的です。このとき、エアホールにティッシュなどを添えておくと排出されたリキッドで周りが汚れるのを防ぐことができます。 ドリップチップから息を吹き込んでもリキッドが出てこないときは、エアフロー側からも同様に息を吹き込んでみましょう。なお、エアホールからリキッドが漏れる場合は綿棒などで空気の通り道にたまった結露を拭き取ってください。リキッド結露を予防するためには、吸うときにパフボタンを離してからも1秒以上吸い続けるという方法を試すとよいでしょう。アトマイザー内部に残留する蒸気を減らすことができるので、結果的に結露の防止につながります。

3.VAPEは洗浄できるの?

VAPEは丸洗いできるわけではなく、洗えるパーツと洗えないパーツがあります。また、なぜ洗浄が必要なのかという理由を押さえておくことでメンテナンスを行うモチベーションが維持できるでしょう。ここからは、VAPEの洗浄が必要な理由や洗浄の頻度などについてみていきましょう。

3-1.洗浄が必要な理由

リキッドの主成分はプロピレングリコールと植物性グリセリンです。どちらの成分も加工食品や薬品のベースなどの身の回りの品によく使われており、人体に害のある成分ではないとされています。しかし、特に植物性グリセリンは雑菌を繁殖させやすい成分であり、洗浄せずにVAPEを使い続けると雑菌を体内に取り入れてしまうことになります。体の中に直接取り入れる蒸気を発生させるVAPEは常にきれいに保っておくべきだといえるでしょう。 VAPEを清潔にすることによって、リキッド本来の味を気兼ねなく楽しむことができ、器具の性能も正常に保っておくことができるのです。ちなみに、含まれる植物性グリセリンの割合が多くなるほどリキッドの粘度は高くなります。つまり、爆煙を発生させるリキッドは雑菌を繁殖させやすい成分が多く含まれているということになるので、特にこまめな洗浄を心がけるようにしましょう。

3-2.洗えるパーツと洗えないパーツ

VAPEのパーツの中でも洗えるものとして挙げられるのは、アトマイザーのベースとタンク、そしてドリップチップです。ベースとはアトマイザーの台座となっている部分のことです。コイルユニットについては、水につけるとさびてしまうことがあるのでおすすめできません。どうしてもコイルの洗浄を行う場合は洗浄後十分に乾燥させるようにし、必ず自己責任で行うようにしましょう。細いものや長いものなど、さまざまな形状があるドリップチップは洗浄することで吸い口のつまりを防止することができます。反対に、洗えないパーツとしてはMODが挙げられます。ほとんどのMODには防水機能が搭載されていません。水をかけると故障の原因になるので、絶対に水で洗わないようにしましょう。

3-3.洗浄の頻度

洗浄の対象となるアトマイザーは、利用するたびにリキッドによる汚れが内部に蓄積していくパーツです。汚れをそのままにして使い続けるとアトマイザーを傷める原因にもなるため、なるべくこまめに洗浄するのが理想だといえるでしょう。適切な洗浄の頻度はどのような方法で洗うかによって異なります。水やぬるま湯で洗う場合の目安は1週間に1回程度となります。殺菌効果の高いエタノールや、細部まで汚れが落とせる超音波洗浄機を使って洗浄する場合は2~3週間に1回程度が目安の頻度となるでしょう。

4.あると便利なVAPE洗浄前の準備物

アトマイザーを分解すると小さなパーツなどもでてくるので、紛失しないように気を付ける必要があります。そのため、水やエタノールで洗浄する場合は目の細かいザルやボウルなどを併用すると安心です。また、植物性グリセリンによる汚れをしっかりと落とすために、食器用の中性洗剤や重曹も用意しておくとよいでしょう。なお、水回りの掃除に使われることの多いクエン酸は酸性の成分なので、使用することでさびが発生する恐れがあります。水あか対策などで使う場合も、なるべく金属部分にクエン酸が触れないように注意しましょう。しっかりと水分を拭き取るために、キッチンペーパーや綿棒などの吸水性がよいものを準備しておくことも大切です。この他に、柔らかい歯ブラシなどを用意しておくと、しつこい汚れがみつかったときなどに便利に使えるでしょう。

5.VAPEのアトマイザー洗浄方法

VAPEのパーツの中でもっとも汚れが付きやすいアトマイザーの洗浄は重点的に行う必要があります。そのためにも、アトマイザー洗浄の具体的な手順や方法は細かく知っておかなくてはならないといえるでしょう。この段落では、アトマイザーの洗浄方法について、分解・洗浄・乾燥という3つの項目に分けて具体的に説明していきます。

5-1.パーツの分解

アトマイザーには主に3つの洗浄方法がありますが、最初にパーツを分解するという点ではどの方法も共通しています。細部の汚れをきれいに取り除くためにも、アトマイザーは必ず分解してから洗浄する必要があります。ベースやタンク、ドリップチップといった大きなパーツだけではなく、Oリングのように細かな部品も外せるものはできるだけ外しておきましょう。ただし、破損につながる恐れもあるので無理やり外す必要はありません。また、ガラス製のタンクのように壊れやすいパーツの取り扱いには十分注意しましょう。なお、アトマイザー自体をMODから外すときはベースの部分をしっかりとつかんだうえで回転させてください。タンクの部分をつかんで回してしまうと、ベースとタンクが離れてリキッドが漏れてしまう恐れがあります。

5-2.3つの洗浄方法

アトマイザーを洗浄するときの基本となる方法には主に3つのものがあり、さらに汚れの程度に応じて洗剤などを使用するとよいでしょう。ここからは、水またはお湯、エタノール、超音波機器を使った洗浄方法について、それぞれの手順や注意点を詳しく紹介していきます。

5-2-1.水・お湯での洗浄方法

水・お湯による洗浄方法は手軽に行うことができるので、週に1度ほどの頻度でこまめに実施するとよいでしょう。まず、たらいなどに水を張ってその中に部品を入れ、柔らかい歯ブラシなどでタンクやベースの内部の汚れを取り除きます。汚れがひどい場合は、中性洗剤や重曹を溶かしたぬるま湯にしばらくパーツをつけ置きしておくと効果的です。特に、ドリップチップは唇が直接触れるパーツなので、スポンジでこすって汚れを落とすようにしましょう。 このとき、スポンジの硬い側でごしごしとこすってしまうとドリップチップの表面が削れる恐れがあるので、柔らかい側で優しくこすってあげることが大切です。それぞれのパーツをきれいに洗浄した後は、熱湯による殺菌を行います。パイレックスガラス製のタンクなど、高温に強い素材でできたパーツは100度の熱湯で15分間煮沸消毒します。熱に弱い素材のパーツを使っている場合は65度のお湯に30分間つけておくことで殺菌可能です。なお、熱湯からパーツを取り出すときはヤケドしないように十分注意しましょう。

5-2-2.エタノールでの洗浄方法

エタノールで洗浄を行う際は、まず薬局などでエタノールを購入する必要があります。薬局で買えるエタノールには主に2つの種類があり、それが無水エタノールと消毒用エタノールです。無水エタノールには水分がまったく含まれておらず、主に精密機械の洗浄などに使用されています。一方、医療の分野などで消毒に用いられている消毒用エタノールには水が含まれており、エタノール濃度は70~80%程度です。両者を比較すると、殺菌力の強さの点で消毒用エタノールのほうに軍配が上がります。これは、エタノールが殺菌効果を発揮するためには一定量の水分が必要となるためです。また、わずかですが消毒用エタノールのほうが無水エタノールよりも引火性が低いため、その分安全に使用できるといえます。 近所の薬局には無水エタノールしか置いていなかったが消毒用のものが使いたいという場合は、適度に水を加えて洗浄に使用するとよいでしょう。エタノールでアトマイザーを洗浄する際は、容器にパーツ全体がつかる程度のエタノールを注ぎ、軽く振りながら1~2分程度洗浄します。このとき、強く降りすぎるとパーツが破損してしまう場合があるので注意が必要です。また、樹脂製のパーツをエタノールにつけると膨張することがあるので気を付けましょう。なお、先述の水洗いの後、煮沸消毒の代わりにエタノールで殺菌を行うのも一つの方法です。

5-2-3.超音波機器での洗浄方法

超音波機器ではキャビテーション効果を利用して洗浄を行います。キャビテーションとは、液体に超音波を照射したときに生じる真空の気泡のことです。この気泡が破裂するときの衝撃によって、細かい部分の汚れまで落とすことができるのです。機器に水を張ってパーツを入れておくだけでよいので、もっとも簡単な洗浄方法だといえるでしょう。超音波機器は価格的にも3000円程度から購入することができ、VAPE愛用者にはおすすめの洗浄方法です。 ちなみに、安価な製品の中には液体に振動だけを与える音波洗浄機と呼ばれるものがあります。この音波洗浄機には超音波特有のキャビテーション効果がなく、大きな洗浄効果は期待できないので注意が必要です。また、世間では超音波機器に直接エタノールを入れて洗浄するときれいに洗えるということがいわれていますが、この方法は火災の恐れがあり非常に危険です。どうしても超音波機器とエタノールを併用したい場合は、エタノールを注いだ容器にパーツを入れ、その容器ごと水を満たした超音波機器に入れるようにしましょう。

5-3.乾燥

アトマイザーの洗浄後はパーツに付着している水分を取り除いてしっかりと乾かす必要があります。これは、水分を保持したままバッテリーにつないでしまうとショートする危険性があるためです。乾燥させるときは、ティッシュやキッチンペーパーなどで拭いてももちろん構いませんが、パルプくずなどが付着しないキムワイプを使うのもよい方法です。また、エアフローやタンクの内部など、表面からは届きにくい場所にたまっている水分は、ティッシュをこよりにしたものや綿棒を使って取り除くとよいでしょう。水分をきれいに拭きとった後は半日程度放置して自然乾燥させます。なお、急いでいるときはドライヤーの冷風で乾かしても問題ありません。

6.最も重要!?洗浄後のVAPE組み立ての注意点

VAPEのパーツは小さいものが多いので、組み立てる際に強く締めすぎたり、細かいねじ山をつぶしたりしないように注意が必要です。また、煮沸消毒をおこなった場合は熱で金属部分が膨張しているため、パーツの温度が下がってから組み立てるようにしましょう。そして、ガラスタンクを無理やりはめ込んで割ってしまわないように注意することも大切です。先述のとおり乾燥は十分に行い、特にMODとのジョイント部分に水分が残留していないかどうかはよく確認する必要があります。最後に、アトマイザー洗浄と同時にコイルユニットの交換や洗浄を行った場合は、空だき防止のためにウィックにリキッドを十分染み込ませてから使用しましょう。

7.長持ちの秘訣は洗浄!VAPEのメンテナンスはしっかりと

VAPEの蒸気は体内に吸い込むものなので、なるべく清潔な状態でVAPEを使用するべきだといえます。こまめに洗浄すればリキッド本来の味を楽しめるようにもなるため、自分に合った洗浄方法をみつけて、楽しみながらVAPEを利用していくとよいでしょう。長く愛用できるパーツやリキッドを探しているのであれば、品質がよい商品を幅広く取り扱っている「LIBERTY FLIGHTS」がおすすめです。

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