電子タバコなら飛行機内でも吸えるの？持込みはOK？最近VAPEの法律が色々と新しくなりつつあります。アメリカでは、以前は飛行機で据えた時期もあったようですが、現在は吸えないようです。日本ではどのような見解なのでしょうか？詳しくご紹介してゆきます。

電子タバコは飛行機で吸うのはダメ？

紙巻きたばこに近い形でありながら、紙巻きたばことは大きく違う電子タバコ。リキッドを加熱した際に発生する水蒸気を楽しむものであり、有害物質や臭いは発生しないため、禁煙席であっても吸えるのではないかと考える人も多くいます。 出張などが多いビジネスマンであれば、飛行機で電子タバコを吸おうと考えたことがある人も多いかもしれません。 しかし飛行機で電子タバコは吸ってはいけません。 電子タバコから出ているのは水蒸気なので、火災報知器は反応しませんし、臭いも発生しないので周囲の人に迷惑をかけることはありません。ではなぜ飛行機で吸ってはいけないのでしょうか。 ANAでは、他の乗客の快適性が損なわれるため、電子タバコの使用を禁止しています。いくら電子タバコからは煙でなく水蒸気が出ているといっても、周囲から見ればその違いがわかりません。そのため不快な思いをするひとも出てくる可能性があるのです。 しかし電子タバコの扱いに関しては航空会社によって違いがあり、水蒸気が出ないタイプの電子タバコであれば飛行機で吸えるという航空会社もあります。

アメリカでは2016年4月から機内でのVAPE使用が禁止に

日本では航空会社ごとに電子タバコの取り扱いが異なりますが、アメリカでは飛行機で電子タバコの使用禁止を明確に示しています。 アメリカにおいて、飛行機での電子タバコ使用が禁止されたのは2016年4月のこと。それまでは飛行機で電子タバコを使う乗客が多くいましたが、電子タバコから出る水蒸気を見て、火災が発生したの勘違いしパニックになる乗客がいたり、副流煙の影響があるのではないかと心配する乗客がいたりしたため、全面的に禁止されたと考えられます。 この規制をしたのは運輸省です。運輸省では以前から飛行機での喫煙を禁止していましたが、電子タバコを吸うことも喫煙だという解釈をしたということになります。 しかし、この規制に対して競合技術研究所(CEI)と禁煙代替協会(CASAA)は、「電子タバコから発生しているのは水蒸気であるにもかかわらず規制するというのは横暴だ」として異議を申し立てました。 また使うことができない電子タバコですが、手荷物として機内に持ち込むことはできます。ただし預けることはできないため、きちんと手荷物に入れておく必要があります。

電子タバコの飛行機の持ち込み方法

では日本の航空会社では、電子タバコを飛行機に持ち込めるのでしょうか。 結論から言うと、電子タバコは持ち込まなくてはなりません。というのも電子タバコにはバッテリーが使われています。このバッテリーから発火する恐れがあるため、常に管理できるように手荷物として持ち込まなければならないのです。 持ち込む方法については、特別なことはありません。手荷物に電子たばこを入れておけばいいのです。ただしバッテリーなどは持ち込める個数の制限があるため、事前に確認しておく必要があります。 もしスーツケースなどに入れていれば、検査に引っかかってしまい、わざわざ出さなくてはいけなくなります。きちんと準備をしておきましょう。 また飛行機に持ち込めるとしても安心してはいけません。特に海外旅行をする際には要注意です。というのも国によって電子タバコの規制は異なり、電子タバコを持っていることすら規制の対象になる国もあるのです。 そういった部分も確認しておくようにしましょう。

ルールは変わる可能性がある。自分で問い合わせてみよう

電子タバコは飛行機で使うことができませんが、手荷物としてなら持ち込むことができます。 しかしこのルールは現在のものです。今電子タバコに対する規制は常に動き続けています。つまり、いつルールが変わってもおかしくはないということです。 そのため飛行機を利用する際には、ホームページなどで調べ、不明点があれば問い合わせるようにしてください。 そうすることが快適な旅につながります。