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VAPEのMODとは何か?種類(テクニカル・メカニカル)と選び方を解説

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VAPEに使われるMODとは何か?安全に楽しめる種類や選び方を徹底解説

VAPEに関連して「MOD」という言葉は聞いたことがあっても、それが実際に何を意味しているのかということまでは知らないという人もいるでしょう。MODにはさまざまな種類があり、詳しい知識を身に付けることでさらにVAPEを楽しめるようになります。今回は、MODの種類や自分に合ったMODの選び方について解説していきます。

VAPEに使われる「MOD」とは?

MODとは、アトマイザーと呼ばれる蒸気を発生させるための部品に電気を供給して作動させ、VAPEを利用できるようにするバッテリーユニットのことです。基本的に、MODには「18650リチウムイオン電池」、略して「18650」と呼ばれるバッテリーが装着されています。VAPEを利用している人の中には、好きなMODを本体に取り付けてカスタマイズを楽しんでいる人も多くいます。MODを付け替えると、VAPEを連続して使用できる時間の長さや装着できるアトマイザーの種類などが変わってくるでしょう。そして、アトマイザーが変わればリキッドの味わいや蒸気の量、扱いやすさなどのVAPEの使用感も大きく変わってきます。つまり、自分の好みに合ったVAPEを利用するためには、どのような種類のMODを選ぶのかということが重要になってくるのだといえるでしょう。

VAPEに使われるMODの仕組みは2種類

仕組みの違いという観点から、MODは2つの種類に分けることができます。この段落では、それぞれの特徴についてみていきましょう。

テクニカルMOD(初心者向け)

1つ目の種類がテクニカルMODで、これは内部に制御用の基盤や保護回路が入れられており、内蔵されたバッテリーか電池によって作動するタイプのことです。メカニカルよりも広く普及しており、比較的扱いやすいという特徴のあるタイプだといえます。VAPEの扱いに慣れていない初心者がMODを選ぶときは、なるべくテクニカルのほうを選ぶようにするのが賢明でしょう。

メカニカルMOD(中・上級者向け)

2つ目の種類であるメカニカルMODは、内部に保護回路や制御用の基盤が入っていないタイプの製品です。テクニカルの場合のように安全装置の仕組みが内蔵されていないので、特に取り扱いには注意する必要があるでしょう。また、メカニカルタイプはケースにバッテリーを入れて通電するだけというシンプルな構造を持った製品でもあります。テクニカルとは異なり、メカニカルはVAPEに慣れた中級者や上級者が利用するべきタイプだといえるでしょう。

テクニカルMODとメカニカルMODそれぞれの長所・短所

テクニカルタイプとメカニカルタイプにはそれぞれ長所と短所があり、適切なMODを選ぶためにはこれらの知識を押さえておかなくてはなりません。ここからは、それぞれの長所と短所を紹介していきます。

テクニカルMODの長所

テクニカルタイプの長所としては、自動的に抵抗値を計算する機能が本体に備わっており、常に最適な電流を流してくれるということが挙げられます。また、ショートしてしまったときには内蔵されている安全装置が働き、コイルが焦げ付く前に電流の流れを止めてくれることもメリットの一つだといえるでしょう。つまり、通電したらショートするような不適切なアトマイザーを取り付けてしまったようなときにも、安全装置が作動してくれるので心配する必要がありません。このように、まだVAPEに関する知識を身に付けていない初心者であっても、テクニカルタイプのものを使えば安全に楽しむことができるのです。

テクニカルMODの短所

テクニカルタイプの短所としては、最初から十分な機能が備わった既製品を利用することになるので、カスタム性やオリジナル性の点ではメカニカルタイプに劣っているということがあります。また、電気が保護回路を経由してアトマイザーに伝えられるという仕組み上、メカニカルタイプよりも立ち上がりに若干時間がかかるということもデメリットの一つでしょう。さらに、後述するようにテクニカルタイプの多くは形状にボックス型を採用しています。メカニカルタイプの場合はチューブ型の形状である場合が多いのですが、容積が大きい分テクニカルタイプのほうがかさばることになるのです。

メカニカルMODの長所

メカニカルタイプには、電圧や電力、抵抗などの数値を自動的に計算したり設定したりする機能が実装されていません。そのため、テクニカルタイプよりもカスタマイズ性に優れており、自由度が高いという長所があります。また、自分が使いやすいように細かく設定できるということも長所の一つに数えられるでしょう。さらに、保護回路が内蔵されていない分、通電のスピードが速く、テクニカルタイプよりも素早く立ち上がるというメリットもあります。そして、後述するようにチューブ型の製品が多く、コンパクトで携帯性に優れているタイプだといえるでしょう。最後に、メカニカルタイプの中には職人が技巧をこらして丁寧に作られているものも存在します。このように、物としての価値が高いこだわり抜いた逸品が使えるということもメカニカルタイプの長所となっています。

メカニカルMODの短所

メカニカルタイプの主な短所としては、VAPEの初心者には扱いが難しいということが挙げられるでしょう。メカニカルタイプを使う場合は、VAPEが作動する仕組みを理解するうえで重要なオームの法則などの考え方にしっかりと精通していなければ適切に設定することができません。また、誤ったアトマイザーを取り付けるなど、ショートの危険性があるケースでも安全装置が働かないため、知識がない初心者にとっては危険を伴うタイプなのです。

初心者におすすめ!テクニカルMODの機能

MODの2つのタイプのうち、初心者でも扱いやすいテクニカルタイプについて、さらに詳しい知識を身に付けておきましょう。テクニカルタイプには、回路が内蔵されていて安全装置が働くようになっているという共通点があります。しかし、テクニカルタイプには安全装置以外にもさまざまな機能が付けられているのです。ここからは、テクニカルタイプに備わっている機能の中でも、「VVモード」と「VWモード」、そして「温度管理モード」に焦点を当てて解説していきます。

VVモードとVWモード

まず、VVモードとVWモードという言葉のそれぞれの意味についてみていきましょう。「VV」とは「Variable Volt」の頭文字をとった略称であり、VVモードは「ボルト数可変モード」のことを意味しています。また、「VW」は「Variable Watt」を略した言葉で、「ワット数可変モード」というのがVWモードの意味です。VVモードでは、規定の範囲内であれば目的に応じて自由に電圧を調節することができます。つまり、電圧を上げることで蒸気の量を増やす、電圧を下げることでリキッドの味が濃く感じられるようにするなど、好きなように操作が行えるのです。

次に、VWモードでは最終的にアトマイザーに流すことになる電力の大きさを設定しておけば、その設定値から自動的に抵抗値を測定してくれます。そして、その抵抗値を数式に当てはめて最適な電圧を計算し、出力する電圧の大きさを適切に調整してくれるのです。特に、抵抗の小さいコイルを使用する場合は、VVモードよりもVWモードのほうが出力を繊細にコントロールできるでしょう。MODの中には、VVモードだけのものやVWモードだけのものも存在します。そのため、実際に購入するときにはその商品にどのような機能が備わっているのかということをよく確認したうえで選ぶようにするとよいでしょう。

温度管理モード(TCモード)

次に、テクニカルタイプの機能の中でも特に注目を集め始めている温度管理モードについて紹介します。TCモードと呼ばれることもある温度管理モードでは、コイルの温度に上限を設定し、その上限を上回ると自動的に通電を止めてくれます。この機能によって、リキッドの供給が不足したときでも事前に綿が焦げてしまうのを防ぐことができるのです。というのも、リキッドの供給が不足するとコイルから熱を伝える対象がなくなることになります。その結果、コイル自体が熱を持ち始めて周辺の綿を焦がしてしまいます。しかし、温度管理モードで上限温度を設定しておけば、コイルが熱くなりすぎる前に電気の供給が止まるので、利用者はいち早く異変を察知することができるのです。

このように、温度管理モードが付いていればVVモードやVWモードしか備わっていないMODの場合は起こり得る事故も防止できるでしょう。また、リキッドの味わいはコイルの温度によっても変わってきます。温度管理モードを利用していれば、好みの味が出せる設定温度をみつけた後は一定の温度で吸えるようになるため、常に好みの味わいが楽しめることでしょう。さらに、抵抗の小さいコイルを使うことになるので電力を節約でき、バッテリーが長持ちするというメリットも生じます。ただし、Ni200というニッケルワイヤーを使っているコイルが搭載されたアトマイザーを取り付けないと温度管理モードは利用できないという点には注意が必要です。

VAPEに使われるMODの形状は2種類

形状という観点においても、MODは「ボックス型」と「チューブ型」の大きく2種類に分けることができます。この段落では、それぞれの特徴について紹介していきます。

ボックス型(BOX)MOD

ボックス型とは、名前からもわかるように箱のような形をしたタイプのことです。ここからは、ボックス型のメリットとデメリットについてみていきましょう。

ボックス型(BOX)のメリット

ボックス型のメリットとしては、扱いやすいテクニカルタイプに採用されていることの多い形状なので、初心者には適しているということが挙げられるでしょう。また、多くのボックス型はモダンでおしゃれなデザインになっているため、VAPEの見た目にこだわりたいという人にはおすすめできるタイプです。液晶ディスプレイなどが付いた電子機器らしいデザインのものを求めている人にもボックス型が向いているでしょう。

ボックス型(BOX)のデメリット

ボックス型にはいくつかのメリットがありますが、それらは裏返すような形でデメリットともなり得ます。ボックス型の場合、電圧や電力、抵抗、電池残量などの数値が表示されるディスプレイが本体に付いているため、見た目がシンプルだとはいえません。また、チューブ型に比べるとサイズは大きめになるでしょう。そのため、すっきりとした製品を求めている人にはボックス型は向いていないといえます。

チューブ(ペンシル)型MOD

ボックス型に続いて、ペンシル型と呼ばれることもあるチューブ型について紹介します。チューブ型とは、管や鉛筆のように細長い形をしているタイプのことです。ここからは、チューブ型のメリットとデメリットについてみていきましょう。

チューブ(ペンシル)型のメリット

チューブ型のメリットとしては、ボックス型よりもサイズが小さい場合が多く、コンパクトで持ち歩きやすいということがまずは挙げられます。また、チューブ型はメカニカルタイプに採用されやすい形状です。メカニカルタイプである場合、電圧や電力、抵抗、電池残量の数値を示すディスプレイが付いていないため、すっきりとしたシンプルな見た目になっています。さらに、高い技巧を備えた職人が1本ずつ丹念に制作した希少価値の高いものも中には存在します。つまり、持っているだけでステータスとなるような製品を買い求めることができるというメリットもチューブ型にはあるのです。

チューブ(ペンシル)型のデメリット

ボックス型のデメリットには、メカニカルタイプである場合は扱いにくいということがあります。そのため、初心者がチューブ型の製品を買うときはテクニカルタイプなのかメカニカルタイプなのかをしっかりと見極める必要があるでしょう。また、電子機器らしいごつごつとした外観を求めているのであれば、チューブ型よりもボックス型のほうがふさわしい見た目を備えている傾向があります。

自分に合ったMODはどう選ぶ?

VAPEのMODを選ぶ際に重要なポイントは、テクニカルタイプかメカニカルタイプか、あるいはボックス型かチューブ型かということだけではありません。つまり、おおざっぱな分類だけを気にするのではなく、製品ごとのスペックをしっかりと確認しておく必要があるのです。この段落では、自分に合ったMODを選ぶときのポイントについて解説していきます。このポイントを押さえておくことで、買ってしまった後で使いにくい思いをする、手持ちのアトマイザーとは一緒に使えない製品であることが発覚するなどの事態を防ぐことができるでしょう。

アトマイザーに合ったMODを選ぶ

MODを選ぶときの大前提は、使用する予定のアトマイザーのスペックに適しているものを選ぶということです。アトマイザーの性能によってリキッドの味わいは変わってくるため、まずは使いたいアトマイザーを選ぶ必要があるでしょう。そのうえで、自分好みのアトマイザーを使うために適切なMODを選ぶという手順を踏むことが大切なのです。そして、アトマイザーに合ったMODを選ぶ際に参考とするべきなのが、そのスペックやサイズを示す各種の数値です。それでは、これらの数値についてはどのようにみていけばよいのでしょうか。

適した放電容量(mAh)を選ぶ

最初に注意しておきたいのが、バッテリーの放電容量を意味する「mAh」という単位の数値です。「mAh」は「ミリアンペア・アワー」と読み、1時間で何mAの電流が流せるのかということを意味しています。例えば、「500mAh」と記載されている製品のケースを考えてみましょう。この製品では、500mAの電流であれば1時間流せるということになります。また、50mAの電流であれば10時間流せるということになるでしょう。このように、「電流×時間=放電容量」という数式に基づいて、流す電流の大きさによって駆動可能な時間が変わってくるのです。

そして、VAPEで必要とされる電流の大きさは使うアトマイザーの種類によって変わってきます。そのため、大きな電流を流すアトマイザーを使う場合は駆動可能な時間も短くなるという点に注意しましょう。特に、爆煙タイプのような使い方をするとバッテリーの消費が早くなる場合があります。あくまでも目安ですが、バッテリーに2000mAh程度の容量が備わっていれば基本的には1日中使うことができます。つまり、VAPEを1日持ち歩いて利用し、就寝前にも吸ったうえで寝ている間に充電して翌日の朝から使うというサイクルで使用できる目安の容量が2000mAhということになるのです。

適したW数・V数・出力可能範囲を選ぶ

次に、MODを選ぶ際は「ワット数」と「ボルト数」、そして「出力可能範囲」の数値にも気をつける必要があります。出力可能範囲については「出力ワット:5W-40W、出力ボルト:2V-10V」といったような形で記載されています。この表示が意味しているのは、VWモードのときは5~40Wまで出力でき、VVモードのときは2~10Vまで電圧をかけられるということです。使用する予定のアトマイザーが決まっているのであれば、そのアトマイザーのスペック表示から「推奨W数」を事前に確認しておきましょう。そのうえで、出力可能範囲が推奨W数に対応している製品を購入する必要があるのです。

先にアトマイザーを決めずにMODから選ぶということになると、どうしてもW数が100Wを超えるようなハイスペックなモデルを選ばなくてはならなくなるでしょう。ハイスペックなモデルは当然性能の低いモデルよりも価格が高くなるので、その分初期費用も高くつくことになります。VAPEの初心者で、アトマイザーとMODを別々に買って自分で組み立てたいと考えている人は、MODよりも先にアトマイザーを選ぶようにするとよいでしょう。

適した抵抗値範囲を選ぶ

各製品に設定されている「抵抗値範囲」についても、事前に確認しておくべき数値だといえます。MODの抵抗値範囲は「Ω(オーム)」という単位を用いて表示されており、これはその製品が対応可能なアトマイザーの抵抗値を示しています。例えば、「0.05-1.0Ω (TC mode)・0.15-3.5Ω (VW mode)」というように抵抗値範囲が表示されていることもあるでしょう。この表示は、TCモードのときは0.05Ωから1.0Ωまでの抵抗値のアトマイザーを、VWモードのときは0.15Ωから3.5Ωまでの抵抗値のアトマイザーを動かせるということを意味しています。

一般的に、爆煙アトマイザーと呼ばれる多量の蒸気を発生させるタイプの抵抗値は0.3~0.5Ω程度です。また、味わいを重視するアトマイザーであれば抵抗値は2.0Ω程度でしょう。このように、アトマイザーは種類によって抵抗値が大きく異なるので、自分の気に入ったものが使えるように抵抗値範囲が設定されている製品を選ぶようにしましょう。注意点として、アトマイザーのコイルの抵抗値には若干の個体差があるため、抵抗値範囲の下限がその数値ぴったりになっている製品を選ぶと、場合によっては正常に動作しない恐れがあります。そのため、なるべく使用したいアトマイザーの抵抗値よりも低い数値にも対応している製品を選ぶようにしましょう。

適した口金・直径サイズを選ぶ

MODを選ぶときの最後のポイントは、口金のタイプやその直径のサイズが適しているものを選ぶということです。口金のタイプや規格が併用するアトマイザーに適した製品を選ばなければ、そもそも取り付けることができません。直径の表示については、「直径」と日本語で記載されている場合と、「Φ」という単位で表されている場合があります。また、口金にはいくつかのタイプがありますが、主流として使われているのは「510」という規格のものです。せっかくMODを入手したのに気に入ったアトマイザーが接続できないというような事態を防ぐためにも、口金のタイプやサイズは購入する前にしっかりと確認しておきましょう。

好みに合わせたMODの設定方法

ここまでの説明で、MODでは電圧や温度などを自分の好みに合わせて変えることができるということがわかったでしょう。それでは、実際に自分好みの設定にするためにはどのような操作を行えばよいのでしょうか。この段落では、電圧と温度を変更しながら好きな設定をみつけるときの手順について解説していきます。

電圧を変える

VVモードやVWモードを搭載したMODを使用しているのであれば、アトマイザーにかける電圧を自分の好きなように調整することができます。そして、電圧を変更することで発生する蒸気の量が変わるため、口に含んだときに感じる味わいも変わってくるでしょう。基本的に、V数やW数を小さくするほど蒸気の量は少なくなり、大きくするほど多くなるようになっています。また、適切な蒸気の量は使用するリキッドの種類によっても異なります。

例えば、フルーツフレーバーのリキッドであれば電圧を低めにして蒸気を減らし、ミルクフレーバーのリキッドであれば電圧を高めにして蒸気を増やすのがよいでしょう。このように、電圧を調整しながらそれぞれのリキッドに合った設定を探していくとVAPEをさらに楽しめるようになります。電圧を調整するときは、最初は「3.0~3.5V」や「10W前後」といったような小さい数値から蒸気の量や味わいを試すようにしましょう。小さい数値では物足りない場合は、自分好みの設定がみつかるまで少しずつ数値を上げていくという方法であればVAPEにも負担がかかりにくいのでおすすめです。

温度を変える

次に、温度管理モードが搭載されているMODを使っている場合は、温度を変更することでVAPEの楽しみ方がさらに広がるでしょう。電圧の場合と同じように、おいしく楽しめる温度はリキッドの種類によって違いがあります。フルーツフレーバーのリキッドを使うときは、低めの温度に設定するのがよいとされています。また、ミルクフレーバーのリキッドであれば高めの温度のほうがおいしく味わうことができるでしょう。

初めて使うリキッドの場合、どのような温度が適しているのかということは実際に試してみなければわかりません。このようなときは、最初の温度を150度前後と低く設定したうえで1服目を試してみましょう。次に、最初の温度から10度ずつ設定温度を上げながら、味わいがどのように変わっていくのかを探っていきます。この動作を繰り返すことで、自分の好みにぴったりと合う温度を探していくとよいでしょう。

初心者にも安心なテクニカルMODのおすすめ4つ!

この段落では、初心者でも安心して使えるおすすめのMODを4つ紹介していきます。なお、これから紹介するMODはすべてテクニカルタイプのものです。また、510口金で直径22mmの標準的なアトマイザーが使えるものでもあります。扱いやすいものばかりなので、初めてVAPEを使うときに選ぶMODの選択肢に加えるとよいでしょう。

Eleaf iStick Pico

1つ目に紹介するのが、MODの中でもスタンダードなモデルである「Eleaf iStick Pico」です。VAPEの初心者が選ぶ最初の1台としても、中級者や上級者が2台目以降に購入するモデルとしてもおすすめの製品でしょう。「Eleaf iStick Pico」には、「VWモード」や「温度管理モード」などの複数の出力モードが搭載されています。この1台さえあれば、出力モードを切り替えたり、それぞれの設定を変更したりすることで、さまざまな吸い方を楽しむことができるのです。また、カラーバリエーションも豊富にそろっているため、好きな色のものを選べるということも魅力の一つだといえます。

さらに、内蔵されている18650リチウムイオン電池はキャップを外すだけで簡単に交換できるので、替えの電池を携帯することで充電が切れてしまったときもすぐにVAPEを復活させられるでしょう。「Eleaf iStick Pico」の具体的な数値を紹介すると、W数は1W~75Wとなっており、抵抗値範囲は「0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス)、0.05Ω~1.5Ω(温度管理)」です。そして、510口金で直径が22mmまでのアトマイザーに対応可能です。

Eleaf ASTER RT

2つ目に紹介するのは、独特の見た目が特徴的な「Eleaf ASTER RT」です。「Eleaf ASTER RT」の最大の特徴は、バッテリー本体にアトマイザーを直接組み込んで使用する構造になっているという点にあります。この構造によってスペースを節約しているため、高機能であるにもかかわらず、持ち運びにも便利なコンパクトボディを実現させているのです。また、放電容量が4400mAhという大容量のバッテリーが内蔵されており、電力の消費が早い「爆煙派」でも一度充電しておけば1日を通して使用することができます。

さらに、「Eleaf ASTER RT」には具体的に数字を設定しなくても感覚的に出力を調整できる「スマートモード」が搭載されています。「スマートモード」に切り替えれば、蒸気をより多く、あるいはより少なくといったように、初心者にもわかりやすく出力が設定できるでしょう。そして、W数の幅が非常に広いのでさまざまなアトマイザーに対応できるという点もこの製品の強みの一つです。それぞれの数値については、W数は1W~100Wで、抵抗値範囲は「0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス・スマート)、0.05Ω~1.5Ω(温度管理)」となっています。対応しているアトマイザーは、「Eleaf iStick Pico」同様に510口金で直径が22mmまでのものです。

Eleaf ASTER TC 75W

3つ目に紹介する製品として、ファッション性の高いメタリックな外観がおしゃれな「Eleaf ASTER TC 75W」についてみていきましょう。この製品の主な特徴は、握りやすいように設計されたスリムな形状をしているということです。手にぴったりとフィットしてくれるので、より快適にVAPEが楽しめるようになるでしょう。そして、コンパクトでありながらもパワフルなバッテリーが備わっており、爆煙にも対応しているモデルです。

なお、「Eleaf iStick Pico」と同じように交換可能な電池が使われているので、替えの電池を携帯することで利便性が増すでしょう。「Eleaf ASTER TC 75W」のそれぞれの数値をみていくと、まずW数は1W~75Wとなっています。また、抵抗値範囲は「0.1Ω~3.5Ω(VW・バイパス・スマート)、0.05Ω~1.5Ω(温度管理)」で、510口金かつ直径23mmまでのアトマイザーに対応しています。

Eleaf iStick QC200W

4つ目に、紹介してきた製品の中ではもっともパワフルなMODである「Eleaf iStick QC200W」について紹介します。「Eleaf iStick QC200W」は、最大出力が200Wでバッテリーの容量が5000mAhと、高出力かつ高容量なタイプの製品です。高い出力で大量の蒸気を出しながら使用しても電池切れしにくいため、爆煙を求めているユーザーにも勧められる製品だといえるでしょう。また、リキッドを充填する作業が容易に行えるという魅力もこの製品には備わっています。ドリップチップをスライドさせるだけで注入口が現れるので、リキッドを充填する際の手間を省いてスムーズに作業を行うことができるのです。

そして、高出力のW数に加えて口金についても直径25mmのものまで対応しているため、幅広いアトマイザーと一緒に使えるということも利点の一つでしょう。それぞれの数値については、W数が1W~200W、抵抗値範囲が「0.1Ω~3.5Ω(VW・スマート)、0.05Ω~1.5Ω(温度管理)」となっています。先述のとおり、アトマイザーは510口金で直径25mmまで対応可能です。

高機能テクニカルMODの付いたおすすめスターターキット

初めてVAPEを試そうとしている人の中には、自分でMODを選ぶ自信がない、わざわざ探しに行くのが面倒だという人もいるでしょう。そのようなときは、アトマイザーに合わせたMODが初めからセットで販売されているものを選ぶのがよいといえます。ここからは、高機能で安心して利用できるテクニカルタイプのMODがアトマイザーとセットで販売されているスターターキットの中でも、特におすすめのものを2つ取り上げて紹介します。

Eleaf iStick Pico X スターターキット

最初に紹介する「Eleaf iStick Pico X スターターキット」では、先述の「Eleaf iStick Pico」をさらに進化させた「Eleaf iStick Pico X」がセットの中に含まれています。人間工学に基づいてデザインされたゴムグリップ付きの本体は、手に持ってみると滑らかな触り心地が感じられるでしょう。また、コンパクトなデザインであるうえに軽量なので、持ち運びにも非常に便利な製品だといえます。以前のモデルに比べると、「Eleaf iStick Pico X」の重量は26%軽量化されています。

そして、コイル保護機能が搭載されているので安全に使えるということも大きな魅力の一つでしょう。高いW数が設定されている本体にアトマイザーを装着すると、コイル保護機能が作動して自動的に安全なW数まで設定数値を下げてくれるのです。リキッドの充填についても、ドリップチップを後方にスライドさせて注入口を開けるだけで簡単に行うことができます。なお、スターターキットに入れられているアトマイザーは、他のEleafの複数の製品にも付属している人気の高い「MELO4 D22」です。「MELO4 D22」では新しく開発されたメッシュコイルを使用しているため、勢いのある爆煙と強い風味を楽しむことができるでしょう。

「Eleaf iStick Pico X」のスペックとしては、まずW数が1~75Wです。ちなみに、W数を調整するときは、20Wまでは0.1Wずつ、20W以降は1Wずつ増減させることができます。出力モードについてはVWとバイパス 、TCがあり、さらにTCモードにはTC-Ni(ニッケル)やTC-Ti(チタン)、TC-SS(ステンレス)、そして3段階のTCRという種類があります。TCモードのバリエーションはすべて利用するコイルに対応するためのものです。

次に、抵抗値は「0.1Ω~3.0Ω (VW・バイパス)、0.05Ω~1.0Ω (温度管理)」となっています。対応可能なアトマイザーは510口金のものです。そして、保護機能としては過充電保護や過電流保護、過放電保護などが付いています。さらに、自動カットオフ機能やショートサーキット保護機能、-5度未満から50度以上までの充電時温度保護機能などもあります。ところで、「Eleaf iStick Pico X スターターキット」を購入する際はなるべく安心して利用できるサイトを使うようにしましょう。この製品を取り扱っているサイトとしては「LIVERTY FRIGHTS」が特に信頼できるサイトなので、利用することをおすすめします。

Eleaf iStick Pico X

Eleaf iStick Pico X

10,600 円

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Eleaf iStick Pico レジン スターターキット

次に、「Eleaf iStick Pico レジン スターターキット + IMR18650 1,600mAh」についてみていきましょう。このスターターキットには、人気の製品である「Eleaf iStick Pico」のバリエーションの中でも、美しいマーブル模様が特徴的なレジンシリーズのMODが入っています。 レジンシリーズでは、製品のカラーやデザインがひとつひとつ異なっています。そのため、世界に2つとないオリジナルなデザインのMODを利用することができるでしょう。

また、本体のサイズがコンパクトで持ち運びに便利でありながら、機能性が非常に高いということもこの製品の魅力の一つです。爆煙を楽しみたいという人でも満足のいく大量の蒸気を発生させることができ、出力も設定できるので、この1台さえあればさまざまなVAPEの楽しみ方ができます。さらに、温度管理機能にも対応しており、常に安定した味わいを楽しみたいという要望にもこたえてくれる製品です。そして、アトマイザートップのキャップを外してリキッドを注入するというトップフィルタイプになっているため、アトマイザーを外さなくてもリキッドを充填することができます。そのため、アトマイザーを外した際にリキッドが漏れるなどの事故をあらかじめ防ぐことができるのです。

具体的なスペックとしては、W数は1~75Wに対応しており、抵抗値範囲は「0.1~3.5Ω(VW・バイパス)、0.05~1.5Ω(温度管理)」となっています。 また、出力モードにはVWとバイパス、TCがあり、TCモードの種類にはTC-Ni(ニッケル)、TC-Ti(チタン)、TC-SS(ステンレス)、TCRモードがあります。TCモードの温度レンジは摂氏であれば100~315度、華氏であれば200~600度です。 そして、付属されているアトマイザーは「Eleaf MELOMini」ですが、510口金のものであれば付け替え可能です。なお、このスターターキットについても「LIVERTY FRIGHTS」で販売されているので、興味がある人は調べてみるとよいでしょう。

メカニカルMODの安全利用ガイド

ここまでは主にテクニカルMODについて紹介してきましたが、ここからはVAPEの中級者や上級者に向けて、メカニカルMODについて解説していきます。先述したとおり、メカニカルMODにはテクニカルMODのような安全装置が付いていません。また、MODに関するすべての要素を自分で細かく設定する必要があるため、使用を始める前に豊富な専門知識を身に付けておく必要があります。メカニカルMODは慣れていない人が扱うと事故などが発生するリスクのある器具であり、すべての責任は自分にあるということはしっかりと自覚しておかなくてはなりません。メカニカルMODを利用する場合は、この段落で紹介していく安全に利用するために気を付けておきたいポイントに十分留意したうえで利用を始めるようにしましょう。

必ず用意すべき道具

メカニカルMODの利用者は、必ず手元に用意しておくべき道具に関する知識を身に付けておく必要があります。ここからは、それぞれの道具が必要な理由やその特徴などについて詳しくみていきましょう。

オームメーター

まず、メカニカルMODを利用するときは必ずオームメーターを用意しなくてはなりません。オームメーターとは、メカニカルMODを組み立てる際に抵抗値を計測するための道具のことです。具体的には、蒸気を発生させるアトマイザーでショートが起こっていないかどうかということをチェックするためにこの道具を使うことになります。また、抵抗値が想定どおりの数字になっているかどうかということも必ず確認しておきましょう。オームメーターの中には直接コイルに電気を流すことのできるタイプもあり、自分でコイルを作るときの安定した台座としてこれらのオームメーターを利用している人も数多くいます。なお、オームメーターの機能の多くはテクニカルMODでも代用可能ですが、ヤケドや爆発などの事故を防ぐ意味でも性能の高いオームメーターを使うようにしましょう。

ショートや不良チェック機能の付いたバッテリーチャージャー

次に、メカニカルMODを充電するためのバッテリーチャージャーを選ぶときは、どのような機能が付いているのかということにも注意する必要があります。バッテリーチャージャーを用意する際は、バッテリーがショートしていないか、あるいは何らかの不良が起こっていないかということをチェックする機能が付いたものを必ず選ぶようにしましょう。バッテリーが不具合を起こしているメカニカルMODを利用し続けていると、爆発などの重大な事故につながってしまう恐れがあります。そのため、バッテリーチャージャーのチェック機能でエラーがみつかったバッテリーは絶対に使用せず、速やかに廃棄することが大切だといえるのです。

セラミック製のピンセット

最後に、セラミック製のピンセットを用意するということも重要なポイントです。これは、MODのメンテナンスを行う際に使うピンセットは金属製のものではなくセラミック製のものを選ぶべきであるという意味です。MODを利用している人は、コイル全体に電気が均等に流れるようにするために、ピンセットによってコイルの赤熱したホットスポットを除去するというメンテナンスを定期的に行う必要があります。このメンテナンスのときに、金属製のピンセットを使ってしまうと電気が伝わってショートが起きる原因になるでしょう。こうした事態を防ぐために、ピンセットはセラミック製のものを選ぶ必要があるのです。

なお、メカニカルMODの場合だけではなく、テクニカルMODを使用している場合についても、セラミック製ピンセットは必須アイテムなので事前に用意しておきましょう。そして、テクニカルMODに比べると、安全装置が付いていないメカニカルMODのほうが金属製のピンセットを使うことによるリスクが高いといえます。このように、特にメカニカルMODについてはセラミック製のピンセットの必要性が非常に高いので必ず用意しておかなければなりません。ちなみに、セラミック製のピンセットの中には「ツイーザー」と呼ばれるタイプのものもあります。これは持ち手の部分がゴムのような素材でできているピンセットで、アトマイザーが外せないときやアトマイザーを分解するときなどに役に立つアイテムです。

注意すべきポイント

必ず用意しておく道具を押さえたうえで、次は実際にメカニカルMODを扱う際に注意するべきポイントを把握しておきましょう。ここからは、3つの注意点について解説していきます。

テクニカルMOD用のアトマイザーをメカニカルMODで使わない

まず、テクニカルMODと一緒に使うことを想定して作られているアトマイザーをメカニカルMODに接続してはいけないということが1つ目の注意点です。蒸気を発生させる部品がカートリッジ式になっているアトマイザーのことを「クリアロマイザー」といいます。この「クリアロマイザー」は、基本的にテクニカルMODに接続することを前提として設計されています。これをメカニカルMODで利用すると、両極のピンが同時に電池と接触してショートしてしまう恐れがあるでしょう。

そのため、必ずメカニカルMODに対応しているアトマイザーを使うようにしましょう。よくあるのは、新しくメカニカルMODを買ったので前に使っていたスターターキット付属のクリアロマイザーを接続してみるというケースです。こうした行為は大変危険であり、特に爆煙タイプの超低抵抗のクリアロマイザーをメカニカルMODに接続するのは非常にリスクが高いので避けなくてはなりません。

アトマイザーのショートをチェックする

2つ目の注意点として、アトマイザーがショートしていないかどうかをこまめに確認するということが挙げられます。メカニカルMOD用のアトマイザーを使う場合、自分で巻いたコイルにリキッドを染み込ますための綿を挿し込み、蒸気を発生させる部分をセッティングすることになります。このとき、先ほど紹介したオームメーターを使って自作したアトマイザーのショートをチェックする必要があるのです。

アトマイザーをオームメーターのネジのような形状のスレッドに差し込めば、抵抗値やショートの有無が確認できます。なお、キャップや吸口を外した状態でショートがないことを確認しておいても、実際に装着したときにショートが起きてしまうことがあります。そのため、ショートチェックはキャップや吸口をつけた状態でも行っておくということが大切だといえるでしょう。

バッテリーの許容範囲を逸脱して使用しない

3つ目の注意点は、バッテリーの抵抗値範囲を逸脱しているアトマイザーは使用しないということです。アトマイザーの中には、抵抗値が0.3Ω以下といったような極端に抵抗の小さいものがあります。これらは主に大量の蒸気を発生させる目的で使われていますが、アトマイザーの抵抗値が下がるほど流れる電流は大きくなります。大きな電流が流れている状態でショートなどが起きてしまうと利用者に危険が伴うため、抵抗値が極端に低いアトマイザーはなるべく使わないようにしましょう。

大原則!信頼できるルートで購入すること

MODだけではなく、VAPEのリキッドや本体、その他の部品などについては、ほとんどのものが海外製です。その中でも、特にメカニカルMODは扱いに気をつけなくてはならない部品だといえるでしょう。メカニカルMODには豊富な種類があり、正規品ではない偽物の粗悪品なども市場には多く出回っています。そして、これらの粗悪品を誤って使ってしまうと重大な事故につながってしまう恐れもあります。

安全にVAPEを利用するためには、VAPEについての基本的な知識をしっかりと身に付け、信頼できる購入ルートを見極めたうえで、メーカーの正規品を手に入れることが大切なのだといえるのです。また、多種多様なメーカーの商品を扱っている電子タバコ専門店やamazon、楽天などのサイトを利用するときも、有名なショップが販売している商品を選ぶことで安全性が高まるでしょう。

自分に合ったMODを選んでVAPEをもっと楽しもう!

VAPEに使われているMODにはさまざまな種類があり、2019年に入ってからも多くの新製品が発売されています。MODを購入するときは、使いたいアトマイザーを先に決めたうえで、自分の好みに合わせて適切な製品を選ぶことが大切なのだといえます。初めてVAPEを使うという人は、スターターキットを選ぶときにMODのスペックについても確認しておきましょう。また、既にVAPEに慣れている人の場合も、新たなMODに挑戦することでさらにVAPEを楽しめるはずです。

初心者にもオススメ!最先端のソルトニコチン入りPOD型(ポッド型)VAPEが登場

使い方がわかりづらいなどやはり知らない方にとってはまだまだハードルの高いVAPE。
カンタンな使い方で1回のリキッド交換で約3箱分吸える新商品ドットスターターキットが発売されました!

ドット(POD型VAPE)スターターキット

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